ロールスクリーンのつっぱりタイプで、おすすめの商品シリーズを2種類紹介します。
つっぱりタイプのロールスクリーンは、ビスで壁や窓枠に固定するのではなく、つっぱる力だけでロールスクリーンを固定してくれる優れもの。
ロールスクリーンを付けたいけれど、
- 壁や窓枠にビス穴を開けるのがイヤな人
- 賃貸住まいでビス穴が開けられない人
- ドライバーなどで取付ける作業が、難しいと感じる人
この記事紹介するつっぱりタイプのロールスクリーン2シリーズは、リフォーム設計をしている筆者が、何度もお施主様に紹介して好評をいただいているもの。
さらに、「つっぱりロールスクリーンで、断熱をしたい」という人にも、おすすめの商品があります。
「すぐにおすすめのつっぱりロールスクリーンが見たいんだ」という人のために、リンクを先に張っておきますね。
断熱効果★ つっぱりロールスクリーン 1級遮光タイプ
断熱効果★★ スリムつっぱりロールスクリーン 1級遮光タイプ
断熱効果★ つっぱりロールスクリーン 1級遮光+はっ水タイプ
ロールスクリーンやハニカムシェードの別記事もあわせてどうぞ。
ロールスクリーンのつっぱりタイプ|おすすめの2種類
ロールスクリーンのつっぱりタイプでおすすめは、以下2つ。
- 一体型つっぱりロールスクリーン
- つっぱりテンションバー+お好みのロールスクリーン
どちらも壁や窓枠にビス穴を開けずにロールスクリーンを取付けられるので、賃貸にお住まいの人にはとても便利な商品です。
また、ビス穴を開けない分、ロールスクリーンの取付け自体がとても簡単でラク。
手間が少なく、壁や窓枠に穴も開けずに済むので、つっぱりタイプのロールスクリーンはかなり人気があります。
つっぱりタイプのロールスクリーンは、気軽に取付けられるので、窓だけでなく
- 部屋を間仕切りたい場所
- 収納などの隠したい場所
- 冷暖房効率を上げるために階段や玄関、勝手口ドア
などに取付ける人も。
それでは、おすすめのつっぱりロールスクリーンについて、1つずつ詳しく説明していきますね。
一体型つっぱりロールスクリーンのおすすめ
ロールスクリーンのつっぱりタイプでおすすめ、1つ目は一体型つっぱりロールスクリーン。
一体型つっぱりロールスクリーンは、ロールスクリーンの本体につっぱり機能がついています。
取付も超簡単!
これだけ。
より詳しい取付方法については、こちらをどうぞ。
つっぱりロールスクリーンの採寸方法・操作方法・取付方法
一体型つっぱりロールスクリーンの品ぞろえ
一体型つっぱりロールスクリーンの品ぞろえは6種類。
勝手口ドアや階段など、冷気をロールスクリーンで断熱したい人は、断熱機能があるものを選びましょう。
断熱効果がもっとも高いのは、生地が断熱、かつ、窓枠とロールスクリーンのすき間が小さい、「④つっぱりロールスクリーン 1級遮光タイプ」です。
1つずつ紹介していきますね!
つっぱりロールスクリーン 非遮光タイプ
シンプルな無地のつっぱりロールスクリーン。
- 幅:300㎜~2300㎜
- 高さ:300㎜~2600㎜
に対応しています。
非遮光なので、リビングや子供部屋など、多少は光を取り込みたい部屋に。
色は12色。
スリムつっぱりロールスクリーン 非遮光タイプ
本体部分がスリムになったスリムつっぱりロールスクリーン。
通常のつっぱりロールスクリーンのつっぱり部品が直径約59ミリですが、スリムタイプは約40ミリ。
かなりすっきりしています。
そして、スリムタイプは部品がすっきりしている分、窓枠とロールスクリーンのすき間が、通常のつっぱりロールスクリーンより小さいので、明かりもれが少なく、暑さ寒さが入りにくいというメリットが。
- 幅:300㎜~1800㎜
- 高さ:300㎜~2000㎜
に対応しています。
通常のつっぱりロールスクリーンより、メリットだらけなので、寸法があう人はこちらがおすすめ!
色は「つっぱりタイプロールスクリーン 非遮光タイプ」と同じ12色。
つっぱりロールスクリーン 1級遮光タイプ
1級遮光タイプのつっぱりロールスクリーン。
- 幅:300㎜~2300㎜
- 高さ:300㎜~2600㎜
に対応しています。
断熱効果のある生地です。
つっぱりタイプは窓枠とロールスクリーンとの間にすき間ができるため、「光が少しでも入るのは許せない」という人は、つっぱりタイプではなくビス止めで壁付けのロールスクリーンがおすすめ。
どうしても、つっぱりロールスクリーンでないと取付けられなくて、「少しでも光が入る量を減らしたい」という人は、すき間が小さいスリムタイプがおすすめです。
色は14色。
スリムつっぱりロールスクリーン 1級遮光タイプ
本体部分がスリムになったスリムつっぱりロールスクリーン。
- 幅:300㎜~1800㎜
- 高さ:300㎜~2000㎜
に対応しています。
断熱効果がある生地、かつ、窓枠とロールスクリーンのすき間が小さいので、一体型ロールスクリーンの中では断熱効果最強!
窓枠の奥行が少ない場合や、すっきり見せたい場合にもおすすめ。
色は「つっぱりタイプロールスクリーン 1級遮光タイプ」と同じ14色。
つっぱりロールスクリーン 1級遮光+はっ水タイプ
1級遮光プラスはっ水タイプのロールスクリーン。
断熱効果のある生地を使用しています。
- 幅:300㎜~2300㎜
- 高さ:300㎜~2600㎜
に対応しています。
はっ水加工で汚れにくいので、ふき取るだけの簡単なお手入れでOK。
汚れがつきやすいキッチンなどにおすすめ。
色は10色。
つっぱりロールスクリーン 1級遮光+防炎はっ水タイプ
1級遮光プラスはっ水プラス防炎という、機能満載のつっぱりロールスクリーン。
こちらも断熱硬化のある生地を使用しています。
- 幅:300㎜~2300㎜
- 高さ:300㎜~2600㎜
に対応しています。
マンションの高層階や住宅以外の建築物など、防炎機能が必要な場合に。
3色から選べます。
一体型つっぱりロールスクリーンのメリット
一体型つっぱりロールスクリーンのメリットは以下4つ
- 壁や窓枠に穴を開けずにロールスクリーンが取り付けられる
- 工具が一切不要で、取付も超簡単
- 1㎜単位でオーダー可能
- メーカー1年保証
特に嬉しいのが「工具が一切不要で取付がとても簡単」なこと。
ドライバーを用意したり、壁や窓枠にビスをねじこんだり、そういった面倒くさくいことが一切ありません!
一体型つっぱりロールスクリーンのデメリット
ここまで一体型つっぱりロールスクリーンのよいところばかりをお話してきましたが、実はデメリットも。
- 窓枠の内側に取付けるため、窓枠とロールスクリーンの間にすき間ができて光がもれる
- つっぱって固定するという特性上、ロールスクリーンの両側に壁や枠がないと取付けられない
- 巾と長さに最大・最小の制限がある
- デザインが今のところ無地だけ
巾と長さの制限については、この一体型つっぱりロールスクリーンに限らず、たいていのロールスクリーンには制限があります。
一体型ロールスクリーンの巾と長さの制限はこちら。
- 通常タイプ幅:W300~W2300
- 通常タイプ高さ:H300~H2600
- スリムタイプ幅:W300×W1800
- スリムタイプ高さ:H300~H2000
上記の通り、制限があるといっても、よっぽど大きな窓かかなり小さな窓でない限り対応可能です。
また、一体型つっぱりロールスクリーンには無地の商品しかないという欠点については、次に紹介する「つっぱりテンションバー」を使うことで解決できます。
一体型ではないですが、「どうしてもつっぱりタイプで柄ものや調光タイプのロールスクリーンを取付けたいんだ」という人におすすめです。
つっぱりテンションバー+お好みのロールスクリーン
ロールスクリーンのつっぱりタイプでおすすめ、2つ目はつっぱりテンションバー+お好みのロールスクリーン。
つっぱりテンションバーはロールスクリーンと一緒に使うことで、壁や窓枠にビス穴を開けずに取付けられる部品です。
つっぱりテンションバーを使えば、人気の北欧柄や、調光タイプなどの普通のロールスクリーンが、つっぱりロールスクリーンに大変身します。
一体型のつっぱりロールスクリーンに、気に入った柄がない人におすすめ!
取付はこんな感じ。
①つっぱりテンションバーの長さを取付ける窓枠より15㎜短く調節
②ロールスクリーンの取付位置を決めて、シャフト受けを張付
③つっぱりテンションバー本体をシャフト受けのツメにのせ、ダイヤルを固くなるまで回す
④つっぱりテンションバーの裏側から、傾き防止部品を2か所取付
⑤つっぱりテンションバーについている「製品取付用ベース」のねじを外す
⑥取り外したねじで「ロールスクリーンに付属しているブラケット」を取付ける
⑦ブラケットにロールスクリーンをガチャッと取付ける
一体型ロールスクリーンよりは手間がかかるし、ドライバーも必要ですが、やってみると思ったよりは簡単にできます。
より詳しい取付方法については、こちらをどうぞ。
つっぱりテンションバーつっぱりテンションバーの品ぞろえ
つっぱりテンションバーを使えば、たいていのロールスクリーンやブラインドが取付可能です。
窓枠の巾に応じて、4種類の品ぞろえです。
つっぱりテンションバーのメリット
つっぱりテンションバーのメリットは以下3つ
- 壁や窓枠に穴を開けずにロールスクリーンが取り付けられる
- 通常のロールスクリーンにつっぱりテンションバーをつけるだけなので、ロールスクリーンの選択肢がたくさん
- 一体型つっぱりロールスクリーンには無地のものしかありませんが、つっぱりテンションバーを使えば、柄ものでも調光タイプでもなんでもござれ。
つっぱりテンションバーのデメリット
よいことばかりに見えるつっぱりテンションバーにもデメリットがあります。
- 窓枠の内側に取付けるため、窓枠とロールスクリーンの間にすき間が出て光がもれる
- つっぱって固定するという特性上、ロールスクリーンの両側に壁や枠がないと取付けられない
- 巾と長さに最大・最小の制限がある
- 一体型つっぱりロールスクリーンと比べると、少しだけ取付に手間がかかる
つっぱりテンションバーの品ぞろえのところでお話した通り、つっぱりテンションバーは4種類のサイズ展開です。
その4種類のつっぱりテンションバーが対応可能な窓枠の巾(内寸)は、400㎜~1800㎜。
一体型つっぱりロールスクリーンの対応巾が300㎜~2400㎜であることを考えると、少し制限がきついですね。
つっぱりロールスクリーンの取付が不向きな場所
2種類のつっぱりロールスクリーンを紹介してきましたが、どちらもユニットバスの窓に取付けるのはおすすめできません。
ユニットバスの窓は樹脂(プラスチック)でできていて、ぱっと見わかりにくいですが窓枠の厚みは5ミリ程度です。
しかも中空なので、圧力にはとても弱いのです。
そこにテンション(つっぱり)タイプのロールスクリーンやブラインドをつけるとどうなるか…。
「パリッ」と割れます。
これ、意外と知らない人が多くて、平気でつけてしまうカーテン業者もいるくらいですが、ユニットバスメーカーの担当者が「絶対にやめてください」というレベルで割れるので要注意です!
ユニットバスにはつっぱりタイプではなく、ビス止めのロールスクリーンを付けましょう。
ロールスクリーンのつっぱりタイプ|まとめ
つっぱりタイプのロールスクリーンについて、おすすめの商品を2種類と、それぞれの特徴をお話しました。
一体型ロールスクリーンは対応する窓サイズと取付が簡単なことから、無地のロールスクリーンでいい人は「一体型つっぱりロールスクリーン」を選択しましょう。
そして一体型つっぱりロールスクリーンの中で、もっとも断熱効果が高いのは、「スリムつっぱりロールスクリーン 1級遮光タイプ」
断熱効果のある生地、かつ、窓枠とロールスクリーンのすき間が小さいのがその理由です。
どうしても柄ものや調光タイプなどのロールスクリーンをつっぱりタイプでつけたい人は「つっぱりテンションバー」を選ぶのがいいと思います。
窓だけでなく、間仕切り、収納、玄関、階段、勝手口、などなど、ロールスクリーンを取付けると暮らしやすくなる場所はたくさん。
ぜひ、取付簡単なつっぱりロールスクリーンを取り入れてみてくださいね!
断熱効果★ つっぱりロールスクリーン 1級遮光タイプ
断熱効果★★ スリムつっぱりロールスクリーン 1級遮光タイプ
断熱効果★ つっぱりロールスクリーン 1級遮光+はっ水タイプ
オーダーロールスクリーン|安いのに保証付のおすすめをプロが紹介!
【おしゃれなロールスクリーン選び】プロ厳選おすすめ商品と選びかたのコツ
カーテンレールに取付可能なロールスクリーンのおすすめ!手順も解説
調光ロールスクリーンでおすすめの激安品|日差しと風通しが調節できる!
ハニカムシェード|安いのにオーダー&高品質!プロのイチオシはコレ
当ブログのインテリア記事で人気のあるもの、トップ10を紹介!
第1位
最強の断熱カーテン|使うと4.7℃暖かい!冬も夏もプロのイチオシ
外気の寒さや暑さを室内に、徹底的に入れない「断熱カーテン」。
そのなかでも、最強のものをインテリアコーディネーターである筆者が選びました。
ドレープも、レースも、今あるカーテンに追加するだけのアイテムも勢ぞろい。
寒い冬も暑い夏も、1年じゅう快適にしてくれるカーテンです。
第2位
古い家の寒さ対策17個[1000円台~本格対策]プロとっておきの対策
今年の冬は寒さ対策をして、暖かい部屋で暮らしませんか?
家のプロである筆者が、お施主様に紹介し、好評だった寒さ対策を厳選して紹介します。
千円台で簡単にできるものから、リフォーム工事を伴う本格的なものまで、全部で17個。
あなたが「やってみよう!」と思う寒さ対策が、きっとあるはず。
第3位
ラグのおしゃれで安いもの!大人気の売れ筋ラグをプロが教えます
おしゃれで安いラグを、インテリアコーディネーターが教えます。
夏におすすめのもの、冬におすすめのもの、一年じゅうおすすめのもの、赤ちゃんや子どもにおすすめのものなど、さまざまな条件でおすすめのラグを紹介。
第4位
カーテンのおすすめで、コスパばつぐんのものを紹介します。
コスパ最強のカーテン通販、遮光カーテン、断熱カーテンなど、さまざまな視点でおすすめのカーテンやショップを選びました。
第5位
ドアの指はさみ防止対策は、ハンドル側だけでなく、蝶番側が特に重要。
リフォームのプロが、おすすめのグッズを3種類紹介します。
小さな子供や高齢者が居る家は、必ず対策しましょう。
第6位
オーダーロールスクリーン|安いのに保証付のおすすめをプロが紹介!
オーダーロールスクリーンなのに、めちゃくちゃ安い商品を紹介。
もちろん、安いからと言って、粗悪品ではありません。
こちらもお施主様に紹介して、何度も満足いただいているロールスクリーンです。
第7位
激安オーダーロールスクリーンに続き、こちらは激安ブラインド。
無地だけでなく、アンティーク調やキラキラしたおしゃれなブラインドもたくさんあるから、ぜひ見てみてください!
第8位
ラグの下敷きおすすめ[15万枚売れた神アイテム]すべらない&お尻が痛くない
第9位
ロールスクリーンは、つっぱりタイプがめちゃくちゃ便利。
壁や窓枠にビス穴などのキズをつけずに、取付けられます。
リフォーム設計のプロが、何度もお施主様に紹介している、おすすめのつっぱりロールスクリーンを紹介!
第10位
ハニカムシェード|安いのにオーダー&高品質!プロのイチオシはコレ
ハニカムシェードは断熱効果バツグンで人気のある商品ですが、金額の高さが欠点。
そこで、激安なのに品質も悪くないハニカムシェードを紹介します。
明らかに部屋の快適性が上がるから、試してみて!