リフォームはどこに頼むべき?
依頼先の選択肢がたくさんあるので、どこにリフォームを頼むのが正解なのか迷いますよね。
リフォームの依頼先には、以下のようなものがあります。
↓ ↓ ↓
- リフォーム会社
- ハウスメーカー
- 工務店
- 設計事務所
- 水廻り設備の仕入れが得意な設備会社
- ホームセンター
- 家電量販店
- 職人さん(業者さん)との直接取引き
こんなにあるので、
このように迷い、悩む人がたくさん。
さらに、リフォームとひとことで言っても、
- 蛇口の交換
- ガスコンロの交換
- 給湯器交換
このような小さな工事から、
- スケルトンリフォーム
- 二世帯リフォーム
- 間取りを大きく変更するリフォーム
このような大きな工事まで、規模がさまざま。
リフォーム業界のことをよく知らない一般の人が、工事内容や規模によってどこに頼むかを考えるのは、めちゃくちゃ難しいし、なんなら無理です。
どんな規模のリフォームでも、あなたが頼むべき依頼先は、たった1つしかありません。
リフォームをしようと計画している人なら、だれもが迷うこの「どこに頼む」問題。
この記事では、リフォーム設計歴20年超えの筆者が、その悩みを解決していきます。
まずは、リフォームをどこに頼むか決めるために知ってほしい「リフォーム業界の現状についてお話します。
そう思う人もいると思うので、記事内の該当箇所にジャンプできるリンクを張っておきますね。
リフォームをどこに頼むべきかをすぐに知りたい人
↓ ↓ ↓
「かかりつけ」の探し方をすぐに知りたい人
↓ ↓ ↓
- なぜその依頼先に頼むべきなのか
- 「かかりつけ」はなぜそのようにして探すのか
これらは、リフォーム業界の現状を知っておいた方が理解しやすいので、できれば最初から読み進めることをおすすめします。
リフォームはどこに頼む?クレームまみれのリフォーム業界
リフォームをどこに頼むか決める上で重要なのが、リフォーム業界の現状を知ること。
残念ながら、リフォーム業界はクレームにまみれています。
業界内にいる筆者のところには、
- 評判のよくないリフォーム会社のウワサ
- ダメ担当者がやらかしたあれこれ
など、
と思うような情報が頻繁に届きます。
このようなひどい話がいくつもあるのでとても全部は書ききれませんが、耳を塞ぎたくなるような話ばかりです。
そして恐ろしいことに、どんなによいリフォーム会社にも、ダメ担当者が必ず数人います。
このように、リフォーム業界は、ハズレだらけ。
ハズレ=ダメなリフォーム会社や担当者を選んでしまうとどうなるか。
↓ ↓ ↓
リフォーム会社の口コミをチェックすると、このような身の毛もよだつ感想があふれかえっています。
そんなハズレだらけのリフォーム業界で、リフォームをどこに頼むのが正解か。
次は、本題のその答をお伝えします。
リフォームはどこに頼む?あなたが依頼すべきたった1つの依頼先とは
リフォーム業界のことをよく知らない一般の人が、工事内容や規模によってどこに頼むかを考えるのは、とても難しいと先にお話しました。
チラシで調べたり、ネット検索したりして、後は運に任せるのが関の山でしょう。
でも、リフォーム業界は、クレームまみれ。
そんなふうに「エイヤッ」とリフォームの依頼先を決めてしまうと、ハズレを引いてしまう可能性がとても高いのです。
では、あなたが依頼すべきたった1つの依頼先とはどこか。
それは、「かかりつけの依頼先」です。
かかりつけ医ならぬ、かかりつけのリフォーム会社。
あなたの家のすべてを把握し、その時々に合った提案をしてくれるリフォーム会社を探しましょう。
このように筆者の答にガッカリしてしまった人も、まずは聞いてください。
最終的に、あなたにとってベストな1社を見つけられるよう説明していきますから。
繰り返しお話していますが、リフォーム業界はハズレだらけ。
リフォームをする都度、たとえば、
- 給湯器を交換したり、
- ガスコンロを交換したり、
- 雨どいを修理したり、
- トイレの詰まりを修理したり、
毎度毎度、リフォームの依頼先を変えていたら、ハズレのリフォーム会社や担当者を引いてしまう可能性が高くなるばかりです。
それなら、小さなリフォームも、大きなリフォームも、1つの依頼先に頼み、かかりつけのリフォーム会社になってもらうのが一番安心。
実際に、筆者がこれまで目にしてきたひどいリフォームをされた家は、リフォームの都度、新しい業者に依頼している施主がほとんどでした。
だから、ひどいリフォームの後始末リフォームを担当するたびに、筆者は思うのです。
ここで、よくある勘違いを2つ。
↓ ↓ ↓
これ、2つとも大きな間違いです。
かつて、大手リフォーム会社に所属していた筆者は、蛇口のパッキン交換、雨どいの詰まり修理など、家に関する工事を大小問わず、日常的に契約、手配をしていました。
もちろん、大きなリフォーム工事の契約もありますが、件数でいえばほとんどが小工事。
1日に2~3件の契約書を交わすこともザラでした。
繰り返しますが、小さなリフォーム会社ではありません。
だれもが知っているであろう、大手リフォーム会社です。
ですので、どんな大手リフォーム会社も、小さな工事をふつうに受注します。
そして、大手だから割高かというと、そうでもありません。
大手はメーカーから仕入れる材料の数が多いので、安い取り決め価格で仕入れることが可能。
工務店や、個人経営のリフォーム会社と比べ、かなり安く材料を仕入れできるので、その分お客様に安く提供することができます。
もちろん、管理費などの経費はしっかり取られますが、それは小さな会社でも同じです。
「絶対に大手のリフォーム会社を選ぶべき」とは言いませんが、やっぱり大手の方がひどい目に遭う確率は低め。
多少高くても、大手を選ぶメリットは、じゅうぶんにあります。
とはいえ、大手に依頼してもリフォームを失敗する人はそれなりにいるので、かかりつけのリフォーム会社を探すことは必要。
規模の大きなリフォームを初めての依頼先に依頼するのは、すごく不安だと思います。
でも、規模の小さなリフォームを何度もお願いして満足している依頼先なら、大きなリフォームの依頼もそれほど不安はないはず。
失敗される可能性も、各段に下がります。
そうですよね。
次は、どうやってかかりつけのリフォーム会社を探すかについて説明しますね。
かかりつけのリフォーム会社はこう探す
よいリフォームの依頼先を見つけるのにもっとも確実な方法は、「誰かがすでに見つけたよいリフォーム会社」を選ぶこと。
まったく情報がないリフォーム会社に頼むよりも、他の誰かが評価している会社に依頼する方が、ハズレを引く確率はググっと低くなります。
誰かがすでに見つけたよいリフォーム会社を選ぶ方法は、以下2つ。
- ご近所ネットワークを活用
- サクラ評価なしの口コミを活用
プラスして、簡単によいリフォーム会社を選ぶ裏ワザも紹介します。
- 【裏ワザ】簡単によいリフォーム会社を選ぶ方法
1つずつ説明します。
ご近所ネットワークを活用
誰かがすでに見つけたよいリフォーム会社を選ぶ方法、1つ目はご近所ネットワークの活用。
ご近所にリフォームをしたお友達はいませんか?
こんな話が聞けたら、大当たりです。
でも、ここで注意が2つあります。
- よいリフォーム会社だけでなく、担当者も紹介してもらうこと
- 「紹介してもらうと断りにくい」と感じるなら、別の方法で会社探しをすること
1つずつ説明しますね。
よいリフォーム会社だけでなく、担当者も紹介してもらうこと
ご近所ネットワーク活用の注意点、1つ目はよいリフォーム会社だけでなく、担当者も紹介してもらうこと。
どんなによいリフォーム会社にも、ダメ担当者が必ず数人います。
これは、何社ものリフォーム会社をこの目で見て、業界内に知り合いがたくさんいる筆者が断言できます。
- いつも、お施主様から怒られて、
- いつも、上司の前に立たされて怒られて、
- いつも、現場で職人さんから怒られて、バカにされて、
- いつも、同僚から冷たい目で見られている
そんなダメ担当者が、どこのリフォーム会社にも必ず数人いるのです。
そんなダメ担当者にあたってしまったら、せっかくのリフォームは確実に台無しになります。
ご近所のお友達からは、会社だけでなく担当者も必ず紹介してもらいましょう。
「紹介してもらうと断りにくい」と感じるなら、別の方法で会社探しをすること
ご近所ネットワーク活用の注意点、2つ目はこんな悩みがある人に向けてお話します。
↓ ↓ ↓
少しでもこう思うのなら、ご近所ネットワークからの紹介はやめておきましょう。
近所のお友達がとっても気に入っているリフォーム会社でも、あなたに合わない可能性はゼロではありません。
そして、同じ担当者がついてくれず、Aさんの担当者はアタリだけど、あなたの担当者はハズレだったというケースも。
「断れない」という負い目を感じながらでは、よい依頼先は選べません。
断りにくくなりそうな場合は、次に紹介する「サクラ評価なしの口コミを活用する方法」で、かかりつけのリフォーム会社探しをしましょう。
サクラ評価なしの口コミを活用
誰かがすでに見つけたよいリフォーム会社を選ぶ方法、2つ目は口コミの活用。
ネット上に投稿された口コミを参考に、かかりつけのリフォーム会社になってくれそうな依頼先を探します。
この方法にも、注意点が2つ。
- 参考にする口コミは「サクラ評価なしのもの」にすること
- ダメな口コミが1つあったからといって、その会社をふるい落とさないこと
1つずつ、説明します。
参考にする口コミは「サクラ評価なしのもの」にすること
口コミ活用の注意点、1つ目はサクラ評価のない口コミを参考にすること。
リフォーム会社の口コミは、色々なところで確認できます。
でも、
- 悪い口コミが極端に少なく、よい口コミだけを選んで掲載しているもの
- 身内が書いたらしきよい評価の口コミが、混ざっているもの
- 同業他社が足を引っ張るために書いたであろう悪い口コミが、混ざっているもの
このような、信ぴょう性にかける口コミサイトばかり。
そんな中で、筆者が唯一見つけた「サクラ評価なしのサイト」がこちら。
↓ ↓ ↓
ホームプロはリフォーム会社比較サイト。
全国さまざまなリフォーム会社についての口コミが、70,000件以上集まっています。
そして、その口コミはホームプロをつかって実際にリフォームをした人だけが書き込めるシステム。
リフォームをしていない人は、ホームプロのサイトに口コミを投稿することができません。
さらに、ホームプロの口コミ管理は、「各リフォーム会社」ではなく「ホームプロ」。
だから、「え?こんな口コミ載せていいの?」レベルの悪い口コミも、容赦なく掲載されています。
ホームプロの口コミは、誰でも無料でチェックできるので、ぜひ確認してみてくださいね。
ただ、口コミチェックをするためには、会社紹介の申込みが必要です。
そう思う人もいるかと思いますが、全然大丈夫。
実は、リフォームをする予定がまったくない筆者も、口コミ見たさに申込みをしてしまったくらい。
(運営側にとっては迷惑ですよね、ごめんなさい)
匿名&電話番号なしの申し込みなので、電話がかかってくることも、突然家に来られることもなく、サイト上にメールがたまっていくだけ。
しつこい営業などは、いっさいされていません。
というか、メールを送る以外の営業ができないシステムになっています。
口コミの見かたはこんな感じ。
↓ ↓ ↓
会社紹介の申込みをすると、4日以内に対応可能なリフォーム会社を紹介してもらえ、その会社の口コミが「マイページ」からチェックできるようになります。
小さな工事で、どこに頼むべきか悩んでいる人も大丈夫。
ホームプロなら予算や内容に合わせて、対応可能な依頼先だけを紹介してくれます。
まずは、予定しているリフォームをどんな会社が対応してくれるのか、そして、その会社の口コミはどうなのか、それをチェックするためだけに、会社紹介を依頼してもOK。
筆者も会社紹介の申込みをして「マイページ」ができたことで、色々なリフォーム会社のことがめちゃくちゃ研究しやすくなりました。
さらに、施工事例もチェック可能。
いろんなテイストのリフォームを見ることができますよ。
↓ ↓ ↓
ちなみに、ホームプロはリフォーム会社比較サイトの中で、利用者数ナンバー1の人気サイトです。
累計90万人以上が利用し、2021年度の成約件数は8,748件。
平均すると、1週間に167人がホームプロを使ってリフォーム工事を契約していることになります。
けっして、あやしいサイトではないので、ご安心を。
ダメな口コミが1つあったからといって、その会社をふるい落とさないこと
口コミ活用の注意点、2つ目は口コミのチェック方法。
まずは、以下2つの口コミを読んでみてください。
↓ ↓ ↓
最悪でした。
営業が約束を守らない、スケジュールを出さない、勝手を変更する、といった事が頻発し、改善要求しても是正しませんでした。
職人さんの腕が確かだっただけに残念でなりません。
ひょっとしたら営業個人の属人的な問題かもしれませんが、二度と依頼したくありません。
ホームプロで紹介頂き見積もりを取りました。
営業担当の方は時間厳守で丁寧迅速な対応でした。
トイレと洗面のリフォームをお願いしましたがわかりやすい説明で納得感もありました。
仕事の関係で工事には直接立ち会うことが出来ませんでしたが、とても確実で丁寧な仕上がりで大変満足しています。
次回、リフォームの機会があればまたお願いしたいと思います。
出典:ホームプロ
この2つの口コミは、実は、同じリフォーム会社に対するものです。
違いは、担当者。
1つ目の口コミを書いた人はハズレ担当者、2つ目の口コミを書いた人はアタリ担当者を引いたのでしょう。
先にお話した通り、どんなによいリフォーム会社にも、ダメな担当者が必ず数人います。
ですので、そのダメ担当者がやらかしたあれこれが書かれた口コミは、どのリフォーム会社にも必ずあるのです。
1つダメな口コミを見つけたからといって、そのリフォーム会社をふるい落としてしまうと、残念ながら選べるリフォーム会社がなくなってしまいます。
この考え方も危険です。
職人さんの腕を生かすも殺すも、担当者次第。
また、いい職人さんを確保できるかどうかも、担当者のレベルに大きく左右されます。
まずは、ダメな担当者がやらかしたであろう口コミは見逃すこと。
どの人もこの人もダメな、ハズレリフォーム会社をふるい落としていきましょう。
筆者おすすめの手順はこんな感じ。
3社にしぼる。
紹介されたリフォーム会社を口コミや施工事例をチェックし、※この時点では、ダメ担当者がやらかした口コミは見逃し、会社自体の良し悪しで判断。
↓ ↓ ↓
厳選した3社に見積もり依頼
※実際に家を下見に来てもらい、見積を作成してもらうのは3社がベスト。
それ以上多いと比較しきれないし、少ないと全部ハズレな可能性があります。
この時点では、あなたの家の担当者が決まっているはず。
ダメ担当者をふるい落とすのは、このタイミングです。
【裏ワザ】簡単によいリフォーム会社を選ぶ方法
あなたの家のかかりつけを探すのには、「誰かがすでに見つけたよいリフォーム会社」を選ぶことが確実だとお話しました。
でも、ご近所の人にリサーチしたり、ネットのサイトで口コミをチェックしなければならないので、
このような人もいますよね。
そんな人は、リフォーム会社比較サイトを使って、とりあえず、リフォーム会社に見積の依頼をしてみましょう。
「比較する」ことで、ダメな会社や担当者が一発でわかります。
たとえば、あなたが「トイレの水が流れにくくなった」と相談したとしましょう。
「あぁ、これは便器を交換しなければ直りませんね」
「外部の汚水マスが詰まっているのかもしれません。点検してみましょう」
A社にしか相談していなければ、A社のヤバさに気づけず、便器交換の依頼をしてしまいませんか?
B社に同じ質問をして初めて、A社のいいかげんで適当な返事に気がつくのです。
ただし、この方法にも注意が3つあります。
- 比較サイトでおすすめできるのは2サイトだけ
- 実際に家を下見してもらうのは3社だけ
- 違和感を気のせいだとごまかさない
比較サイトでおすすめできるのは2サイトだけ
リフォーム会社比較サイトには、さまざまなものがあります。
こんな声をよく耳にしたので、リフォーム設計のプロである筆者がめちゃくちゃ厳しい目で各サイトをチェックしたところ・・・・・・、
/
おすすめできるサイトは、
2つしかありませんでした
\
くわしい比較内容はリフォーム会社比較サイトランキング|プロおすすめは2サイトだけ!で説明しているので、ぜひチェックしてみてください。
その2サイトは、だれがどちらのサイトを選んでもいいわけではありません。
タイプや考え方によって、あなたが使うべきサイトが決まります。
どちらを使うか決まりましたか?
あんまり迷う人はいないと思いますが、もしも迷うなら匿名で利用できるホームプロをおすすめします。
実際に家を下見してもらうのは3社だけ
リフォーム比較サイトを使った人に一番多い失敗が、以下。
比較サイトを使うと、手軽に複数の会社に見積依頼ができますが、あんまりにも数多くの会社に見積やプランを作ってもらうと、確実にわけがわからなくなります。
そこで、比較サイトを使う場合も、実際に家を下見し、見積を作ってもらうのは3社がベスト。
メールや電話のやり取りなどで、3社に厳選しましょう。
違和感を気のせいだとごまかさない
リフォーム会社選びを失敗してしまった人が、よく言うセルフがあります。
筆者はこのセリフを何度聞いたかわかりません……。
で、いつも思います。
ダメな担当者は、かならず最初からキケンなニオイを発しています。
- 約束の時間に何度も遅れる
- 質問に対する返事が「そうだと思います」などあいまい
- この曜日はダメだと言った曜日に、何度もアポを入れようとする
- 頑張っているけど知識がなさそう
このような小さな違和感を、
- 忙しいからしかたないのかな
- 職人気質な人だから、しかたないのかな
- 頼りないけれど、まだ若いからしかたないのかな
このようにごまかしてしまわないでください。
これらの違和感は、契約後、工事中、工事後に、どんどん大きくなっていきます。
忙しいのも、職人気質なのも、知識がないのも、リフォーム会社側の勝手な都合。
施主であるあなたがガマンする必要はまったくありません。
ここまでに、あなたのかかりつけを探す方法を3つお話しました。
どの方法で、かかりつけを探すかは決まりましたか?
とはいえ、以下のように考える人もいると思います。
次は、小さなリフォームをどこに頼むかについて、お話していきます。
小さなリフォームはどこに頼む?依頼先にこだわる必要は?
リフォームをどこに頼むか迷う理由の1つが、以下のようなもの。
先にお話した通り、大手リフォーム会社でも、ふつうに小さなリフォーム工事を請けますし、それほど割高にもなりません。
そもそも、
小さなリフォームも、大きなリフォームも、すべてまかせられる「かかりつけのリフォーム会社」を探す
これが、筆者のおすすめする方法で、もっとも安全な依頼先の見つけ方です。
ですので、大きい工事も小さい工事も同じように、「かかりつけを探す」という視点で探してください。
それに、「たかが蛇口の交換」と思うかもしれませんが、こんな口コミもありますよ。
↓ ↓ ↓
Mさんが起こした水漏れが起因の水濡れ被害によって起きた修理費用が5万円ほどかかりました。
Mさんからは請求してくださいと言われましたが請求書を送らせていただいた4/22から音信不通です。
最初はとても良い話しかされませんでしたので信用してしまいました。
水漏れも夜中でも駆けつけていますとおっしゃっていましたが、二回とも来られたのはMさんのご都合で2日先の日程をおっしゃられました。
アパートの約9部屋分やってもらいましたがキッチン壁水栓の水漏れ2箇所、ウォシュレットからの水漏れ2箇所、給湯器パッキン忘れ1箇所ありました。
こちらはとっくに全額入金しているのに最後に水圧の検査をしていないのでこちらに100%は責任はないとおっしゃっていたのはびっくりしました。
水漏れの連絡した時二回とも逆切れのような返答されました。
言うことがコロコロ変わるので信用できなくなりました。
こちらの評価を見て選ばせていただきましたので本当に残念でした。
修理費用は支払っていただきたいです。
出典:くらしのマーケット
どんなに小さなリフォームでも、失敗されてしまえば、とんでもないストレスになります。
それどころか、家を台無しにされることも。
リフォームはどこに頼む?各依頼先について
ここまでに、以下をお話してきました。
- リフォームは、かかりつけのリフォーム会社に頼むのがベスト
- かかりつけのリフォーム会社は、ご近所ネットワークや口コミで探すこと
でも、リフォームの依頼先には、以下のようにたくさんの種類があります。
- リフォーム会社
- ハウスメーカー
- 工務店
- 設計事務所
- 水廻り設備の仕入れが得意な設備会社
- ホームセンター
- 家電量販店
- 職人さん(業者さん)との直接取引き
このように悩む人が多いので、簡単にお話していきます。
まず、
- リフォーム会社
- ハウスメーカー
- 工務店
- 設計事務所
この4つの依頼先なら、どこを選んでも問題ありません。
「誰かがすでに見つけたよいリフォームの依頼先」で、「担当者があなたの家のかかりつけ」になってくれるのならば、リフォーム会社でも、ハウスメーカーでも、工務店でも、設計事務所でもOK。
よい会社のよい担当者を見つけることが最優先で、会社の形態はそれほど重要ではありません。
では、残りの4つ、
- 水廻り設備の仕入れが得意な設備会社
- ホームセンター
- 家電量販店
- 職人さん(業者さん)との直接取引き
これらはどうなのか。
それについては、次の「おすすめできない依頼先」でお話します。
リフォームはどこに頼む?おすすめできない依頼先4つ
リフォームはどこに頼むか問題。
基本的に、会社の形態によってリフォームをどこに頼むかを決めるよりも、「誰かがすでに見つけたよいリフォームの依頼先」であることのほうが重要です。
でも、筆者は以下4種類の依頼先にリフォームを頼むことをおすすめしていません。
- 水廻り設備の仕入れが得意な設備会社
- ホームセンター
- 家電量販店
- 職人さん(業者さん)との直接取引き
くわしく説明していきます。
水廻り設備の仕入れが得意な設備会社にリフォームを頼むことをおすすめしない理由
筆者がおすすめしないリフォームの依頼先、1つ目は設備会社。
水廻り設備の仕入れが得意な設備会社とは、よくチラシで激安浴室リフォームやトイレリフォームの宣伝をしている会社のことです。
中にはよい会社もあるとは思いますが、トラブルの話を頻繁に耳にするのが、おすすめしない理由の1つ。
そもそも、これらの設備会社は、水廻り設備の仕入れが得意ではあるけれど、施工や工事がそれほど得意ではないことがほとんど。
- 今と異なるサイズのものを取り付けたり、
- 構造に絡む工事をしたり、
- 家全体のことを考慮して提案したり、
- イレギュラーなことに対応したり、
このような、ちょっと複雑なことがあまり得意ではないのです。
参考になる口コミを見つけたので引用します。
↓ ↓ ↓
昨年の12月にリフォームの●●で浴室のリフォームをしました。
既存の浴室は、全て解体して新しくユニットバスに交換です。
ボイラーも交換の契約をしました。
工事後の完成検査で浴槽の水を抜くと洗い場の排水口から浴槽の水が逆流。
洗い場から水が溢れ脱衣場に流れ出ます。
原因は浴槽の既存排水管の排水不良と思われます。
●●担当者の方は排水管の工事をする必要があるとのこと別にまた工事費用が必要と(約18万)排水管の工事はリフォーム工事に含まれないのですか?
出典:YAHOO不動産
これでは、筆者がおすすめする「かかりつけ」になってもらうには少々不安。
家全体をしっかり理解し、その時々にあった提案をしてくれる技術のある「かかりつけ」は、リフォーム会社や工務店、設計事務所の中から選ぶことをおすすめします。
ホームセンターや家電量販店にリフォームを頼むことをおすすめしない理由
筆者がおすすめしないリフォームの依頼先、2つ目と3つ目はホームセンターと家電量販店。
この2つは、申込みや支払いこそホームセンターや家電量販店ですが、実際のやり取りは職人さんと直接行うことがほとんどです。
エアコンならエアコン屋さん、蛇口交換なら水道屋さんとやり取りするので、担当者があなたの家のかかりつけにはなってもらえにくいシステム。
しかも、職人さんとの直接やりとりは、ちょっと面倒なことがあります。
それは、職人さんにはクセの強い人が多いということ。
もちろん、いい職人さん、話しやすい職人さんもたくさんいます。
でも、リフォームのプロである筆者でも、対応が苦痛な職人さんはかなり多いのです。
一例として、我が家のエアコンを家電量販店で購入したときの話をしますね。
↓ ↓ ↓
筆者が家電量販店でエアコンを購入し、支払いを済ませた後、職人さんがエアコンを取り付けにきました。
取り付けが終わり、しばらく冷房を使っていると、室外機から異音が。
少し室外機を動かすと音がおさまるので、だましだまし使っていましたが、暖房の季節になるとさらに異音が酷くなってしまいました。
やっぱり室外機を動かすと音がおさまるので、
そう思い、100均で購入した水平器で確認。
案の定、めちゃくちゃ傾いていました。
室外機の足の下に水平になるまでパッキンをかませてみると、なんと、つめものは4センチ以上に。
さすがにムカついて、家電量販店に手直しの依頼の電話をしました。
保証期間内だったので、家電量販店から職人さんに連絡してもらうことができ、再度、職人さんが我が家に。
すると、職人さんは明らかに「異音くらいで呼ぶなよな」的な態度が全開でした。
4センチ以上の詰め物がしてある室外機を見たのに、
水平器でめちゃくちゃ傾いているのを確認したのに、
こう言い放ち、何もせずに帰ろうとしたのです。
おそらく、ふつうの人なら、ここで「そうですか」と諦めてしまうと思います。
さすがに、筆者はリフォーム設計屋なので、あきらめずに、
- 水平にすれば音がやむのを確認していること
- いま詰めてあるパッキンは、施工の素人が100均で買って、とりあえずでやった応急処置であること
- 4センチ以上の傾きなんて、ありえないこと
これらを訴え、直してもらいましたが、まぁ、面倒くさかったです。
結局、ホームセンターや家電量販店に頼んでも、その人たちは手配しかしてくれません。
クレームの電話を入れれば対応してくれるのかもしれませんが、工事の立会いや確認をしてくれるわけではありません。
トラブルがないときはいいですが、あったときは筆者のエアコンのように、面倒なやり取りが必要になるのです。
これでは、家のかかりつけになってもらうのは無理。
いくら安くても、筆者はホームセンターや家電量販店でのリフォームはおすすめできません。
職人さん(業者さん)との直接取引きをおすすめしない理由
筆者がおすすめしないリフォームの依頼先、4つ目は職人さんや業者さんとの直接取引き。
直接取引きの面倒くささについては、先ほど筆者のエアコン事件のところで説明しました。
ここでは、最近はやり?の職人さんとお施主様をつなぐ、マッチングサイトについて、お話します。
このような、どこに頼むべきか迷ってしまうような小さなリフォームを、リフォーム会社や工務店などを通さずに、直接職人さんや業者さんに依頼できるマッチングサイトがあります。
たとえば、こんなサイト。
↓ ↓ ↓
「職人さんや業者さんには、クセが強い人が多いので大丈夫なのかなぁ」と、サイトをチェックしてみました。
まずは、口コミをチェック。
と、思ったら、以下のような口コミルールがありました。
トラブルやクレームに関する内容の投稿はご遠慮ください
当サイトの口コミは告発の場ではありません。 第三者が判断できないクレーム、個別トラブルに関する以下のような記述はご遠慮いただいております。
・部屋に置いてあった時計が盗まれた。(NG)
出典 くらしのマーケット
他にもいくつかルールがありましたが、筆者には不満の声を上げにくいルールのように見えました。
そして、ルールを守らない口コミはどうなるか。
↓ ↓ ↓
このルール(口コミ投稿ガイドライン)に違反していると当サイトが判断した場合には、予告なく削除させていただく場合がございますので、あらかじめご了承ください。
出典 くらしのマーケット
続いて、工事費用をチェック。
サイトには、工事費用を定額で表記している業者さんがほとんどでした。
リフォームは現況によって施工費用が大きく変わるものなので、表記してある金額でできないことがわりと頻繁にあるはずです。
でも、そういったトラブルは口コミにあまり見当たらない……
と思ったら、この口コミルール。
↓ ↓ ↓
出店者の法律違反・契約違反については、しかるべき機関等にご連絡ください
口コミは告発の場所ではありません。出店者の法律違反などに関しては、しかるべき組織にご連絡ください。
以下のような記述はご遠慮いただいております。
・作業車を路上に駐車していた。(NG)
・クレジットカードで支払えたが、手数料を取られた。加盟店契約違反です!(NG)
・サイトで税込と書いてあったのに、当日さらに8%の消費税を取られた。消費者センターに通報します!(NG)
出典:くらしのマーケット
そして、筆者が一番驚いたのは以下。
↓ ↓ ↓
材料施主支給にて、工事を請けている業者さんがたくさんいます。
基本的に、大手リフォーム会社は、施主支給を嫌がります。
なぜなら、なにか不具合があった場合に、商品のせいなのか、施工のせいなのかがわかりにくく、責任の所在がはっきりしないから。
たとえば、食洗機を施主支給して、業者が取り付けした場合。
食洗機が動かなくなってしまったら、あなたはどうしますか?
こんな話は本当によく耳にしますよ。
大手が嫌がるこんなトラブルまみれのやり方で施工するマッチングサイトには、筆者は不安しかありません。
さらに、もう1つ。
カーポートの取り付けを施主支給で行っている業者を、マッチングサイト上でたくさん見かけました。
出典:リクシル
カーポートの新設には、ほとんどの場合、確認申請が必要です。
確認申請をせずにカーポートを新設するとどうなるか。
違法建築物となり、増築などで次に確認申請を必要とする際、撤去しなければならなくなります。
違法建築物なので、行政から撤去要請が来ても、文句は言えません。
でも、そのことについて、サイト上には一切触れられていないのです。
ちょっと、運営に問題がありませんか?
筆者としては、嫌悪感すら覚えるレベルで、これらのサイトは1mmもおすすめできません。
職人さんや業者さんと直接の取引きではなく、リフォーム会社やハウスメーカー、工務店、設計事務所、設備会社など、きちんと「管理」をしてくれる担当者がいる会社をかかりつけにしましょう。
もちろん、こんなマグネットチラシの水道業者も論外。
↓ ↓ ↓
実際に施工する人との直接やり取りは、素人には絶対におすすめできません。
プロである筆者ですら、面倒くさくてイヤですから。
リフォームの費用
リフォームをどこに頼むかについてお話してきましたが、
このような人がよくいるので、ざっくりとした費用相場を見る簡単な方法を紹介します。
戸建住宅
マンション
たとえば、キッチンリフォームをしたい場合は、以下の手順で調べます。
この手順で、以下のような情報がチェックできます。
価格帯ごとに、施工事例もチェックできますよ。
費用相場は無料でチェック可能。
面倒な登録もいらないので、気軽にチェックしてみましょう。
リフォームはどこに頼む?|まとめ
リフォームはどこに頼む問題は解決できましたか?
あなたの家の「かかりつけ」になってくれる、よい会社のよい担当者を見つけましょう。
小さな工事から大きなリフォームまで、すべてその「かかりつけ」にお願いすれば、リフォームを失敗される可能性はグッと低くなりますよ。
それに、「何かあったときに相談できる人が決まっている」ということは、とても安心で心づよいもの。
給湯器の交換、インターホンの交換、ガスコンロの交換など、小さなリフォーム工事をするたびに、新しい依頼先を探していたら、ハズレを引く確率が上がっていくばかりです。
ご近所ネットワークか、サクラ評価なしの口コミをフル活用して、あなたの「かかりつけ」を見つけてくださいね。
さっそく、サクラ評価なしの口コミをチェックする人は、こちらからどうぞ。
↓ ↓ ↓
リフォーム会社比較サイトを使う人はこちら。
↓ ↓ ↓
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古い家の寒さ対策17個[1000円台~本格対策]プロとっておきの対策
今年の冬は寒さ対策をして、暖かい部屋で暮らしませんか?
家のプロである筆者が、お施主様に紹介し、好評だった寒さ対策を厳選して紹介します。
千円台で簡単にできるものから、リフォーム工事を伴う本格的なものまで、全部で17個。
あなたが「やってみよう!」と思う寒さ対策が、きっとあるはず。
第3位
ラグのおしゃれで安いもの!大人気の売れ筋ラグをプロが教えます
おしゃれで安いラグを、インテリアコーディネーターが教えます。
夏におすすめのもの、冬におすすめのもの、一年じゅうおすすめのもの、赤ちゃんや子どもにおすすめのものなど、さまざまな条件でおすすめのラグを紹介。
第4位
カーテンのおすすめで、コスパばつぐんのものを紹介します。
コスパ最強のカーテン通販、遮光カーテン、断熱カーテンなど、さまざまな視点でおすすめのカーテンやショップを選びました。
第5位
ドアの指はさみ防止対策は、ハンドル側だけでなく、蝶番側が特に重要。
リフォームのプロが、おすすめのグッズを3種類紹介します。
小さな子供や高齢者が居る家は、必ず対策しましょう。
第6位
オーダーロールスクリーン|安いのに保証付のおすすめをプロが紹介!
オーダーロールスクリーンなのに、めちゃくちゃ安い商品を紹介。
もちろん、安いからと言って、粗悪品ではありません。
こちらもお施主様に紹介して、何度も満足いただいているロールスクリーンです。
第7位
激安オーダーロールスクリーンに続き、こちらは激安ブラインド。
無地だけでなく、アンティーク調やキラキラしたおしゃれなブラインドもたくさんあるから、ぜひ見てみてください!
第8位
ラグの下敷きおすすめ[15万枚売れた神アイテム]すべらない&お尻が痛くない
第9位
ロールスクリーンは、つっぱりタイプがめちゃくちゃ便利。
壁や窓枠にビス穴などのキズをつけずに、取付けられます。
リフォーム設計のプロが、何度もお施主様に紹介している、おすすめのつっぱりロールスクリーンを紹介!
第10位
ハニカムシェード|安いのにオーダー&高品質!プロのイチオシはコレ
ハニカムシェードは断熱効果バツグンで人気のある商品ですが、金額の高さが欠点。
そこで、激安なのに品質も悪くないハニカムシェードを紹介します。
明らかに部屋の快適性が上がるから、試してみて!