新築マンションをリフォームするというと、ちょっともったいない気がしませんか?
でも、新築マンションをリフォームする人は、わりとたくさんいます。
新築マンションは注文住宅と違い、最初から自分の思い通りの住まいにはなっていません。
ですので、理想の家に近づけたい場合には、リフォームや建築中オプションによって、カスタマイズをしていく必要があります。
この記事では、
- 新築マンションのリフォームと建築中オプションとの使い分け
- 新築マンションのリフォームでおすすめの工事
- 新築マンションのリフォームでおすすめしない工事
これらについて、リフォーム設計を本業としながら建築中オプションの販売員経験もある筆者が、詳しく説明していきます。
ぜひ最後まで読んでくださいね。
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新築マンションのリフォーム
新築マンションをリフォームする人がわりとたくさんいるとお話しましたが、リフォーム設計のプロである筆者が依頼されたリフォーム内容も様々。
- 間取りの変更
- トイレの増設
- 床・壁・天井の内装を変更
- 収納の造作
などなど。
新築マンションのリフォームは、中古マンションのリフォーム同様、
- 玄関ドアや窓の位置や材料は既存のままとする
- 柱や梁などの位置は既存のままとする
- 床材の遮音性能などはマンションの管理規約に決められた性能以上のものを使用する
- 各水廻り設備から排水縦菅への経路を検討
これらの制約をクリアすれば、間取りの変更はもちろん、水廻りの位置を変更したり増やしたりなど、リフォームでできることはかなりたくさんあります。
マンションのリフォームについては、別記事で詳しく説明しています。あわせてご確認ください。
また、新築時のマンションは、収納が足りないことも。
衣服を入れるクローゼット、本棚、玄関収納など、収納関係のリフォームも人気です。
新築マンションの「リフォーム」と「オプション」の使い分け
新築マンションを自分の理想に近づけるには2通りの方法があります。
- リフォーム
- オプション
オプションはさらに以下2つに分類可能。
- マンション本体の工事と同時進行で施工する「建築中オプション」
- マンション引渡し後に施工する「インテリアオプション」
建築中オプションは、マンション本体と同時に施工するため、無駄がなく、リフォームと比べて費用がかからなそうなイメージがありますが、実はそうではありません。
例えば、アクセントクロス張りをオプションとリフォームとで比較してみましょう。
オプション価格は「とある新築マンションA」、リフォーム価格は「とあるリフォーム会社B」の税抜価格を参考にします。
オプションもリフォームも、材料となるクロスは定価1,000円/㎡のものを使用。
アクセントクロス張り
- オプションで対応:13,000円/㎡
- リフォーム対応:2,300円/㎡
リフォーム対応のアクセントクロス張り2,300円/㎡には、以下が含まれています。
- 既存クロスはがし
- 下地処理
- クロス張り
- クロス材料費
リフォーム対応の場合には他に、はがしたクロスの処分費用が追加されます。
それでもリフォームの2,300円/㎡は、建築中オプションの13,000円/㎡と比べると、はるかに安いですね。
リフォーム対応では、既存クロスのはがしや下地処理という無駄な工事が発生するにも関わらず、材料の差額だけでできそうなオプション工事よりも、かなり安く施工できるのです。
もちろん、マンションAのアクセントクロスオプション費用が高いということもありますが、おしなべてオプション価格は割高。
このように、撤去処分など無駄な工事を必要とするリフォームと比較しても、オプションはたいして安くないどころか、高いケースもあることがわかります。
「新築マンション本体と同時に施工するので、材料の差額ぐらいで対応してもらえる」
このように誤解し、あれこれオプションをつけてしまうと、びっくりするような見積が出てきくるので注意が必要。
このように、スポット的な変更の場合は、オプションで対応する方が安くすみます。
でも、
このように全体的な変更の場合は、オプションでは対応しきれません。
さらに、いくつものオプションを付けていくうちに、キッチンをそっくり交換するのと同じくらいの費用がかかることも。
また、オプションでは選べる材料や工事内容がかなり限定されているため、必ずしも自分好みの工事ができるわけではありません。
オプションで設定されている材料や工事内容をよくチェックし、その内容に満足できない場合は、リフォームを検討しましょう。
オプションの割高さや融通の利かなさについては、別記事でより詳しく説明しているので、あわせて読んでみてくださいね。
新築マンションのオプションは割高なものばかり!選び方をプロが解説
新築マンションのリフォームでおすすめの工事
新築マンションのリフォームは、オプションと比べてそれほど高額にならないとお話しましたが、ここではどんな工事の場合に、リフォームがおすすめなのかを説明していきます。
オプションではなく、リフォームで対応したほうがいいケースは以下。
- 時間をかけてリフォーム内容を検討したい
- 大規模なリフォーム
- 設備や内装材などにこだわりがある
- 電気設備を全体的に大きく変更したい
1つずつ説明していきます。
時間をかけてリフォーム内容を検討したい
新築マンションのリフォームをおすすめするケース、1つ目は時間をかけてリフォーム内容を検討したい場合。
新築マンションのオプション工事は、マンション本体の工事と同時進行するため、締め切り日がかなり前に設定されています。
そのため、打合せの時間はかなり少なめ。
打合せ回数や時間に制限があるケースも少なくありません。
色々な材料や施工をゆっくり相談しながら決めていきたいという人には、時間に制限のあるオプションではなくリフォームがおすすめです。
大規模なリフォーム
新築マンションのリフォームをおすすめするケース、2つ目は大規模なリフォーム。
先にもお話した通り、新築マンションのオプションは基本的に割高なため、工事範囲が広がれば広がるほど。リフォームとの差額は縮まっていきます。
また、大規模にリフォームをする場合には、それなりに時間をかけて検討したいもの。
打合せの時間が少ないオプションでは、満足な検討ができない可能性も。
大規模なリフォームはオプションではなく、ゆっくり時間をかけて検討できるリフォームの方が安心です。
ただ、自分の希望する間取りがオプションとして用意されている場合は、あまりにも高額な場合を除いて、オプションで対応した方が費用はおさえられます。
理由はリフォームで間取りを変更する場合は、床・壁・天井の内装工事も必要になるから。
逆に、「床・壁・天井の内装もやり替えたい」という場合は、間取り変更をリフォームで対応しても、それほど無駄がありません。
オプションの価格や内装の工事範囲を考慮しながら、リフォームにするかオプション対応するかを検討しましょう。
設備や内装材などにこだわりがある
新築マンションのリフォームをおすすめするケース、3つ目は設備や内装材などにこだわりがある場合。
設備や内装材などにこだわりがある場合は、オプションではなく、リフォームの方がおすすめです。
なぜなら、新築マンションのオプションでは、設備や内装材で選べる仕様が限定されているから。
アクセントクロスを例にしてみると、オプションでアクセントクロス張りを施工する場合、選べるクロスはせいぜい3種類程度。
それに対し、リフォームでアクセントクロスを施工する場合は、数万種類のクロスの中から自分の好きなクロスを選べます。
出典:リリカラ
また、ガスコンロのグレードアップもオプションで対応しようとすると、選択肢は1~2種類。
でも、リフォームで対応すれば、選べるガスコンロはかなりの数になります。
オプションで選ぶことができる材料や仕様を気に入った場合はオプション対応でもいいですが、
このような場合は、リフォームで対応した方が、選択肢は飛躍的に増えます。
電気設備を全体的に大きく変更したい
新築マンションのリフォームをおすすめするケース、4つ目は電気設備を全体的に大きく変更したい場合。
電気設備とは、コンセントや照明器具を取り付けるひっかけシーリング、マルチメディアコンセントなどのこと。
これら、電気工事のオプションには、マンションによって違いはありますが、制限がたくさんあり、本当に融通が利きません。
例えば、
- 1部屋2個までしかコンセントは増やせない
- この位置にはコンセントやスイッチがつけられない
- マルチメディアコンセントは増やせない
など。
リフォームで対応すれば「簡単に」できることも、オプションでは対応してもらえないのです。
しかも、オプション価格は割高。
ですので、各室1個ずつコンセントを増やしてほしいなどの簡単な電気工事の場合は、オプション対応で十分ですが、
このような場合は、壁や天井の内装をやり替える前提にはなりますが、リフォームで対応した方が、満足度は高いはず。
別記事でよくある新築マンションのオプションを、おすすめ順にランキングにしました。
ぜひあわせて読んでみてください。
新築マンションのオプション【おすすめランキング】リフォームのプロが評価
新築マンションのリフォームでおすすめしない工事
次はリフォームで対応するのではなく、新築マンションオプションで対応した方がよい工事内容について説明します。
リフォームで対応せずオプションで対応した方がよい工事は以下。
- ハンズフリーキー・インターホンなどのセキュリティが絡む工事
- オプション工事でそれほど費用をかけずに対応できる工事
1つずつ説明します。
ハンズフリーキー・インターホンなどのセキュリティが絡む工事
新築マンションのリフォームでおすすめしない工事、1つ目はハンズフリーキー・インターホンなどの、セキュリティが絡む工事。
出典:リクシル
ハンズフリーキーやインターホンなどは、マンションのエントランスとも絡むので、各世帯でバラバラに対応するよりも、マンション側から指定された商品をオプションで採用するのが安心。
不具合が起きたときの対応も、マンション指定の商品にしておいた方がスムーズです。
リフォームで対応できたとしても、大きく価格が安くなるという内容ではないので、ハンズフリーキーやインターホンはオプションで対応することをおすすめします。
オプション工事でそれほど費用をかけずに対応できる工事
新築マンションのリフォームでおすすめしない工事、2つ目はオプション工事でそれほど費用をかけずに対応できる工事。
新築マンションオプションでは、間取りや色などについて、無償または低価格で対応してくれるケースがほとんど。
自分好みの色や間取りがオプションで選べる場合は、わざわざリフォームで施工し直すのではなく、オプションで対応しましょう。
- あまりにも高額
- 全体的に床・壁・天井の内装をやり替える予定
これらの場合はリフォームで対応してもいいですが、そうでない場合はオプション対応がおすすめです。
新築マンションのリフォームの必勝法
新築マンションのリフォームは、工事しない部分をできるだけ傷つけずに施工するのがポイントで、難易度が高め。
ですので、思い描いたリフォームができず、失敗してしまう人も少なくありません。
新築マンションのリフォーム計画を進める前に、リフォームを失敗しないための秘訣について知っておきませんか。
↓ ↓ ↓
リフォーム成功に必要なたった1つのこと|すべての失敗はコレが原因
リフォームのウラもオモテも知り尽くした筆者が、あなたにリフォームの必勝法を教えます。
新築マンションのリフォーム|まとめ
新築マンションをリフォームすると、オプションで対応するよりも
- ゆっくり時間をかけて検討できる
- 多くの選択肢の中から自分好みの材料や仕様を選ぶことができる
このように、メリットがたくさん。
また、新築マンションのオプションは基本的にどれも割高。
数多くオプションをつけていくと、あっという間にリフォームと同じか、それ以上の価格になってしまうことも。
部分的な変更を超え、ある程度の規模の工事になりそうな場合は、オプションだけではなく、リフォームも検討してみましょう。
素敵な新築マンションリフォームができますように!
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URLはこちら。
https://suumo.jp/edit/form/vcm/vc.html
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